横浜F・マリノス ボスありがとう

今日のキックオフFマリノスを見た感想

 

この3年間を振り返ってみたいと思う。

3年半に渡ってマリノスを率いてくれたアンジェ・ポステコグルー監督。本当にありがとう。マリノスのサッカーを変えてくれたのはもちろん、私たちサポーターのサッカーへの考え方も変えてくれた。

チームだけでなく、マリノスというクラブそのものを変えてくれたボス。

本当にありがとう。

 

就任1年目の2018年シーズン

私はこの年からボスのサッカーが見たくて年チケホルダーになった。ボスのサッカーはマリノスだけでなく、Jリーグのサッカーについての価値感すら変えた「アタッキングフットボール」。

海外サッカーも大好きで日頃から見ているが、ここまで攻撃に舵を切ったスタイルは初めて見た。それもスタジアムで目の前で繰り広げられるサッカーには心底感動した。

残念ながら1年目にはそのサッカーが開花することはなかったが、(というより選手たちがこのサッカーをするのにとても苦戦しているように見れた。)紛れもなくマリノスが生まれ変わったシーズンとなった。

 

就任2年目の2019シーズン

このシーズンは序盤、昨シーズンのミスを引きずりながら、勝ったり負けたりを繰り返し、なかなか波に乗れない時期が続いた。前半を終了した頃には、まさか、最終節の日産スタジアムがあのような盛り上がりを見せるなんて誰も想像していなかっただろう。

後半戦は勢いを付け、選手・スタッフ・サポーターが「ファミリー」となって、戦い抜いた。

私自身、毎試合スタジアムへ通ったが、正直最後の最後まで実感がなかった。ただただ目の前の試合を死に物狂いで応援するだけ。

これに尽きていた。

初めて実感したのは、アウェイ等々力のフロンターレ戦。あの試合でフロンターレに勝ったことで、初めて「優勝」という2文字に実感が湧いてきたことを覚えている。

 

そして最終節のFC東京戦は生まれて初めての満員の日産スタジアム。後にも先のもあの感動を超える試合はないだろう。
(私が大好きなACミランスクデットの瞬間をサンシーロで見ることができたら、違うのかもしれないが・・・)

あの感動は文章では表しきれない。

あの瞬間ほど、フットボールを愛してきたことに幸せを感じたことはない。

 

私は2013年の上京してきた頃からマリノスを応援しているが、6年目で応援しているチームのリーグ優勝に立ち会えたことは、誇らしく思う。

 

就任3年目の2020シーズン

このシーズンはコロナの影響があり、全てが新しいリーグ戦となった。サポーターがいないスタジアム。声援がないスタジアム。テレビに映る口元のマスク。ハイタッチができないスタジアム。海外サッカーに至っては、丸1年が無観客での開催になった国がほとんど。

そんな中、マリノスはリーグ戦・ACLなどの過密日程がシーズン最後まで続いた。タイトルは無冠に終わったが、チームの一体感を改め感じたシーズンとなった。この時期を一緒に乗り越えてきた「ファミリー」はこれからどんなに苦しいことがあってもきっと乗り越えられると信じている。

マリノスを好きになって本当に良かったと思えたシーズンとなった。

 

就任4年目の2021シーズン

シーズン途中での退任には正直ショックを覚えたが、ボスの新たな挑戦を心から応援したい。

横浜F・マリノスからセルティックへ。

この快挙はJリーグの監督にも可能性を感じる出来事になるはずだ。

最も、英語が話せない日本人が外国で、しかもビッグリーグで指揮を執ることは難しいかもしれないが、いつか日本人が海外チームで指揮を執って、CLを戦っている姿を見てみたいものだ。

ボスと過ごした2021シーズンの4か月は現在リーグ戦3位。消化試合がフロンターレと比べると大きく違うため、今の順位でリーグ戦の予想をするのは時期尚早だろう。これからの試合数をすべて勝ち切り、フロンターレに追いつき、追い越し、そんなリーグ戦を戦ってくれることを期待したい。

ボスが安心してスコットランドから見守ることができるチームになってほしい。

 

 

最後に

 

ボス

 

マリノスファミリーを作ってくれて

 

マリノスファミリーの一員になってくれて

 

マリノスファミリーを愛してくれて

 

本当にありがとう。

 

ボスのこれからの活躍を応援しています。

Thank you  BOSS